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モカマタリ #9/YEMEN MATTARI #9
     
  この産地の商品はこれ!→モカマタリ #9  
     
  見渡す限り砂と岩のアラビア半島、シバの女王伝説が今も生きる国イエメン。砂漠を越えて吹き付ける暑い風をシュワイブ山(3660m)を最高峰とする南国に走る山脈がさえぎり、山々の裾野に雨をもたらしていたことからアラビア半島の中でも唯一ここだけは緑にめぐまれ、その昔「幸福のアラビア」と呼ばれました。  
     
  1628年のとある日、オランダお商船がモカ港に立ち寄りコーヒーを買い母国に持ち帰ったことこから、コーヒーはヨーロッパへそして全世界へと広まりました。  
     
  少ない雨と農地に適した土地がわずかしかないため、農民たちは標高1000〜3000mの急な山の斜面を親子代々300年営々と開墾し見事な段々畑を作りあげました。1月から4月待ちに待った雨に合わせ香水のような香りをあたり一面に漂わせて白い花が咲きます。10月から12月に赤く色づいた実を一粒一粒大切に摘み取ります。  
     
  生産地は北からSAADA,HAJJAH,SANNA,DHAMARA,IBB,TAIZ,YAFFE,DHALA等です。この地域の中で最も海抜があり産出量が少なくて良質な豆たとれるのが、旧南北イエメン国境沿いのワディ沿いに広がるYAFFE(ヤッフィ)地方の"Wad Maaraban Valley"(ワディ マーラバン渓谷)です。おそらくイエメンで最も古い栽培地だと思われます。バナナを日よけ代わりにしながら若いコーヒー樹が栽培されています。樹齢50年を越す樹もありカット・バック(再生)を繰り返し根本の幹回りが70cmをこえるものも有ります。  
 
生産品種は在来種でほとんどが小規模生産者です。有機肥料を使用し生産方式はチェリーを摘んだ後、簡単な水洗いだけで乾燥場(テラス)で干す完全な天日乾燥方式です。

現在イエメン国内で一般に飲まれているコーヒーがギシルです。脱穀された殻=ギシルを火で炙って水に加え、ジンシャー、カルダモン、シナモン、クローブ、などを加え砂糖を入れて飲みます。コーヒー(BUN=ブン)はベドウィンの人々が飲み物とするかもっぱら輸出用にまわされます。厳しい自然と、独特の香りを守りつづけた農民の愛情が口当たりやわらかい味を与えました。17世紀ヨーロッパを、そして全世界を熱狂させたモカマタリ。貴婦人のような独特の香り・・・。”スパイシー”な香りと”フルーティー”な味わいが最大の特徴です。
 
   
 
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